HTML記事内で数式を表現する – MathJax

数式をHTML上で記述する方法について確認しましょう。

MathJaxの利用

最も簡単かつブラウザに依存しない方法の一つとして、MathJaxというJavascriptライブラリの活用が挙げられます。MathJaxは、\(\LaTeX\)やMathMLなどのマークアップ言語で記述された複雑な数式を表示することができるJavaScriptのライブラリーで、Apache Licenseのもとオープンソースソフトウェアとしてリリースされています。

MathJax導入のための準備

MathJaxを使うための準備として必要なことは、以下のコードをHTMLのheadタグ内に記述するだけです。

<script type="text/javascript"
 async src="//cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-MML-AM_CHTML">
</script>

MathJaxの基本的な使い方

早速MathJaxを使ってみましょう。

文章内にインラインモードで数式を表示する場合は、マークアップした数式を ¥( と ¥) で囲みます。

  • 例文:速度は ¥int a(t)¥,dt¥) で表すことができます。
  • 表示:速度は \(\int a(t)\,dt\) で表すことができます。

別行立てでディスプレイモードで数式を表す場合はマークアップした数式を ¥[ と ¥] で囲みます。

  • 例文:速度は ¥[¥int a(t)¥,dt¥] で表すことができます。
  • 表示:速度は \[ \int a(t)\,dt \]で表すことができます。

WordPressで使えるプラグイン「MathJax-LaTeX」

WordPressには、MathJaxを埋め込むプラグインとして「MathJax-LaTeX」があります。このプラグインでは、すべての記事でMathJaxを有効化するのか、ショートコードを埋め込んだ記事にのみ有効化させるのかの2つの方法を選択することができます。

MathJaxの設定と詳細

MathJaxは表示スタイルの変更や数式の配置方法の調整など、様々な設定が提供されています。詳細については、MathJaxの公式ドキュメントが参考になります。

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