MarkupとMarkdownの関係

Markup言語(マークアップ言語)は、視覚表現や文章構造などを記述するための組版指定に使われる形式言語です。代表的なマークアップ言語にはHTML/CSSやLaTeXがあります。

一方、Markdown言語(マークダウン言語)とは、文書を記述するための軽量マークアップ言語のひとつです。つまり、マークダウンはマークアップに相対する概念ではなく、マークアップに包含される概念です。

元来、Markdown言語はプレーンテキスト形式で手軽に書いた文書からHTMLを生成するために開発された経緯があります。現在ではHTMLのほかMicrosoftのOffice系ソフト形式やLaTeX形式のファイルへ変換する記法やコンバータも開発されており、開発者による多様な拡張から各種の方言が存在します。

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