この「指導者のための教育デザイン入門」は『Principles of Instructional Design』 の内容に基づき、専門用語を避け、具体的な例を交えながら、そのエッセンスについて解説する全10回にわたる連載ブログ記事です。
学校の先生方はもちろんのこと、企業や組織で研修を担当されている方、教材開発に携わっている方、そして効果の的な訓練プログラムを設計したい方など、広範な指導者の皆様にとって、学習効果を高めるための知識とスキルを身につける絶好の機会となるでしょう。
ここで言及する「教育」とは、特にインストラクション(=人々が学ぶのを助けることを目的とした人間による取り組み)を指すものとします。
以下のテーマを中心に、学習のメカニズムから具体的な指導方法、評価まで、教育デザインの全体像をやさしく解説していきます。
教育デザインの世界への入り口として、その基本的な考え方や重要性について、専門知識のない方にも分かりやすくご紹介します。...
学習のしくみ:記憶のプロセスや情報処理について理解を深め、効果的な学習を支援する方法を学びます。...
学習目標の設定:具体的で測定可能な学習目標を立てることで、指導の方向性を明確にします。...
多様な学習のカタチ:知識、技能、姿勢といった様々な学習成果に応じたアプローチを習得します。...
学びの道筋:複雑な内容を分解し、段階的に学習を進めるためのタスク分析と学習階層化について学びます。...
効果的な指導の順序:学習成果の種類に応じた最適な指導順序を知り、学習をスムーズに進めます。...
学習を活性化するテクニック:「インストラクションの9つのイベント」を活用し、学習者の意欲を高め、知識の定着を促します。...
最適なツールの選び方:学習目標や学習者の特性を考慮し、効果的なメディアを選択するための考え方を学びます。...
学びの場をデザイン:学習目標、指導順序、インストラクションのイベント、メディアの選択を統合し、効果的なレッスンプランを作成します。...
学びの成果を測る:学習評価の目的と様々な方法を理解し、評価結果を今後の改善に活かす方法を学びます。...