ホームページ、Webサイト、Webページ?

ホームページ、Webサイト、Webページ、いまでこそ区別なく使われていることばがですが、私が大学でHTMLを書きはじめた当初(1995年頃)には明確な区別がありました。以下に自分の理解をまとめておきます。

Webページ

まず、ブラウザに表示されている1枚のページのように見えるデータ、これはWebページ。

Webサイト

Webページの集まりであるコンテンツ一式がWebサイト。ドメインにぶら下がる形でWeb上に示される特定の場所を占有しコンテンツが存在していることから、Web上のサイト(場所)というイメージです。

ホームページ

ホームページとは本来、Webブラウザを起動したときに表示される初期ページのことでした。いまでもChromeのメニューボタンにある「お家マーク」にカーソルを当てると「ホームページを開く」とチップが出てきます。これが今も筋を通している本来のホームページの意味。 転じてホームページに設定されてるWebサイトの最上位の階層にあるトップページを指す意味にもなってきました。トップページから情報が広がっているのでコンテンツのホームとなるページというイメージでしょうか。 現在は、一般的にはどんどん意味の解釈が広がって、Web上にあるコンテンツをなんとなくホームページと呼ぶようになっています。

ホームページの英語表現

私たちがなんとなく使う意味のホームページという言葉は日本独特の使い方です。英語では、website、web page と表現されます。Webブラウザを起動したときに表示される初期ページは home page で問題ありません。 私の場合、理科教師だった性で「重さ、質量」「速さ、速度」の定義の違いのように、なる情報技術系の用語も定義を意識してしまうようです…

関連記事